しをのひると・みつと月の出づると・いると・夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違することあり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者は喜び愚者は退くこれなり


(通解)
潮が干る時と満ちる時、月が出るときと入る時、また夏と秋と冬と春と四季の変わり目には、必ず普段と違うことがあります。凡夫が仏になる時もまた同じことです。必ず三障四魔という障害が出てくるので、賢者は喜び、愚者はひるんで退くとは、まさにこのことなのです。


空が遠く高くなってきた。
日差しは強くても風は秋風だ。
太陽や月の路も東寄りになってきてる。
地球って自転と公転してるんだ。
あたりまえのことって、ほんと気づかない。
妙法に感謝する気持ちすぐ忘れちゃうね。


私は海と共に育ってきたためか、潮の満ち干きは新聞の時間をみなくても海をみればわかる。
なんだか、海女さんみたいだね(笑)
人が波に流されて溺れやすいのも浅瀬が多くなって遊びやすくなる引き潮の時。


魔が出たとき、それを魔だって見極められるかな?
見極めた時、喜べるかな?
退かなかったとしても、立ち止まってしまいそう。
あ、それじゃ、「進まざるは退転」だよね。


だから、前へ、前へ。