やのはしる事は弓のちから・くものゆくことは
りうのちから、をとこのしわざはめのちからなり、いまときどののこれへ御わたり
ある事尼ごぜんの御力なり
(975㌻)


矢が飛ぶのは弓の力により、雲がゆくのは竜の力により、夫の仕事は
女の力によります。
今、富木殿がこの身延に来られたのは尼御前のお力によります


男がどのような働きをするかは、女の力によるのであると、妻が生活の主役であると
のべられている。妻がどのように振る舞うかによって夫の持てる力が発揮されていくのです。
(大百蓮華 2007 1月号 86㌻)


夫の不満や愚痴をいうのは、妻としての自身のだめっぷりを言っているようなもの。
なんて、みっともないこと。
そうであるならば、まず、自分が変わればいい。
女性は本当の意味での、謙虚さを勝ちとらなくては。