子どもは、親の占有物ではない。一個のの独立した人格である
ゆえに大切なことは、子どもを親の虚栄心や依存心の手段にしないことであろう。
(『主婦と生活』1988・1月号)

感情が入ってしまう時は、依存しているのかもしれない。
親が甘えているのかもしれない。
自分に自信がない。自立していない。
私の場合は更に、自分の親との関係が根強く影響しているのかもしれない。


占有物にしているかどうかの目安。
他人の子どもに対しても、同じセリフで同じ態度で叱れるかどうか。

・・・。


はじめから、完璧な母親なんていないけど・・・
悩みながら、反省をしながら、後悔しながら、子を育ている。
なんと私の心の狭いこと。
子育ては、自分のみたくない悪と麗しい善がリアルに出てくる。
もし、子がいなかったら、自分の悪に気がつかなかったかもしれない。


今日の私は太陽どころか、北風だったね。
それなのに、
「おかあちん、ごめんね」って。
「おかあちん、好きだからね」って。
本当は私が言うはずの言葉を、いつも先にいう・・・


本当にきれいな心。


子育てはいい加減がよい加減っていう言葉聞いたことある。
心の余裕をもたないと。
また知らず知らず走りすぎちゃったかな?
ちょっと、歩いてみよう。