家庭の「雰囲気」が大事

家庭の「雰囲気」が、子どもの心をいろんな色に染めていく。
明るい色、暗い色、暖かい色、寒々とした色―。なかでも特に、
夫婦の関係が、子どもの心に大きな影響を与える。子どもの前で、
夫婦が争う姿を見せてはいけない。
ゲーテは言っている。
「王であれ、農夫であれ、わが家に平和を見いだす者は最も幸福だ」と。
たとえどんなに財産があっても、どんなに地位や名誉があっても、わが家に
「平和」がなければ淋しいものです。私が学会に入会してから半世紀、後顧の
憂いなく戦えたのも、よき家庭、平和な家庭に恵まれたからです。
「平和」といっても、苦労も悩みも何もない状態ではない。
どんな嵐のような時であっても、家族の中に「太陽」が輝いていればよいのです。
そのためにも、お母さんは「一家の太陽」として、明るく輝いていてほしい。
特に、口に出す、「言葉」よりも、何気ない「振る舞い」が、子どもの心に
刻みつけられていくものです。

ギクッ!とさせられたご指導でした。
私は、妻として、母として、赤点だ。
時間に追われがちな日常にあって、
会合中や、部員さんには、
「あせらなくていいよ!」
とか言っておきながら、一方では
「早くしなさい!」なんて子どもをせかしている現実。

このままだとヤバイな。

振る舞い・習慣の怖さ。

振る舞いが命。
口で偉そうなことを言っても、子どもの行動が本当の親の振る舞いを教えてくれる。

子どもは言われたことはしない。
でも、親のやっていることは、真似をするものだと、改めて感じる。