(23日・7面・教育欄・子供に笑顔を〜原坂一郎さん〜)

そのとき、初めてわかりました。
笑顔は自分のためではなく、相手のためにあるということを。
笑うとみんないい顔になっているのに自分では見えません。
でも、それでいいのです。
笑顔は他人のためにあるのですから。
笑顔になると、うれしくなるのは相手です。笑顔は人を喜ばせるためにあるのです。
特に大人の笑顔は子供の安心感を与えます。それで子供は、
ますます親を先生を好きになっていくのです。


交通事故で顔を100針縫い、
口をひらけなくなった様子をみて子供達が、不安になり、
緊張感を抱いたという経験からのお話。

事故で歯を10本失ったがそれにも勝る、
大きな気づきをあの事故は私に教えてくれた

笑顔についての認識が一変させられた一節です。
人のためにとは、気づかない感覚だった。

 
そうであるならば、 
自分を偽るつもりではないけれど、苦しい時や
辛いときこそ、笑顔でありたい。

ぱっと浮かんだのは、先生の詩の一節。

不機嫌なんて怠け者の証拠よ。そんな顔しているひまに
何かをするの。打ち込むの。声を出して笑うの。
何でも楽しむの。
そうしたら、生きてるって、それは素晴らしいんだから


笑顔に人間性があらわれるという。


本当の笑顔はきっとすがすがしい。皆が幸せな気持ちになる。


そんな笑顔になれるよう、自分をまた、磨いていこう。