生命

生と死と二つの理は生死の夢の理なり妄想なり顛倒なり本覚の寤を以て我が心性を糾せば生ず可き始めも無きが故に死す可き終りも無し既に生死を離れたる心法に非ずや、劫火にも焼けず、水災にも朽ちず剣刀にも切られず弓箭にも射られず芥子の中に入るれども芥…

命と申すは一身第一の珍宝なり一日なりとも・これを延るなら千万両の金にもすぎたり、法華経の一代の聖教に超過していみじきと申すは寿量品のゆへぞかし(可延定業書 986㌻) (通解) 命というものは、自分にとって一番貴重な宝です。一日でも寿命を延ばす…