日蓮の類い聖霊を訪う時、法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時・題目の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり
(御義口伝、712?)


(通解)
いま日蓮とその門下が、大御本尊に結縁して亡くなった人を法華経を読誦し、南無妙法蓮華経と唱えて追善供養するとき、題目の光が無間地獄にいたって、即身成仏させることができるのです。回向の文はここから起こっているのです。