対話、懇談で大切なのは何か。
それは「よく聞く」ことである。
これは平凡に見えて、難しいことである。
古代ギリシャの哲人ゼノンは、「人間は一枚の舌と二つの耳を持って生まれた。
ゆえに話すことの二倍だけ聞け」と述べている。
漢字では、「聡」の字も「聖」の字も「耳」が意味の中心である。
よく聞ける人が「聡明」なのであり、その究極が「聖人」なのである。

1992・6・10 希望の明日へ より

子どもたちの風邪も回復し、対話に飛び出した一日。
今日は、久しぶりのお友達。
下の子の産院で入院中、知り合った「夜中の授乳ママ友」。
一日がかりで交流・対話の日となった。


彼女の実家は他宗のお寺だということを聞く。
創価学会に対して興味があるようだった。(いい意味で)


信仰について、私の入信動機や、活動や目的について仏法対話に発展した。


またご長男が自閉症の疑いがあるようで大変な苦労をしている。


宗教の違いを理由に垣根はつくりたくない。
関わっていきたい。


「知り合ってそんなに深い仲ではないのに、人には言えない悩みや家庭の話までして今日は不思議な一日だったよ」
との言葉が心に響く。


人生は出会いで綴られていく。
大切に育みたい。


仏縁を広げていくんだ。