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子育てハッピーアドバイス3

いい。漫画を入れてあって本当にわかりやすい。
子育て世代以外にもお勧めできる一冊かも。
ぐっときた一節に甘えについてこうあった。

甘えを完全に排除して、私たちは生きていく事ができません。
「甘え」があって初めて、「愛情」を伝えることができるのです。
「愛情」と「甘え」とは車の両輪のようなものです。
「愛情」を大切にするなら「甘え」も大切にすべきなのです。
世間では、愛情は大事、だが、甘えはダメだ、といいますが、これはまったく矛盾しているのです。

そしてこれは、子どもの世界だけではありません。夫婦の会話、友達との義理人情、上司に相談する、飲み屋で同僚と愚痴る、スナックでママに癒してもらう・・・こういうものが、適切に機能することで社会は成り立っているのです。

今日、人間関係が希薄になり、夫婦、親子、友達、恋人、皆、あたりさわりのない、表面的な会話しかしなくなっている、といわれます。それは言葉を換えれば、お互い、甘えなくなった、ということです。
その結果、どうなっているかというと、依存症の増加です。
依存症に共通するのは、いくら依存しても、安心感、満足感が得られない、
そして、孤独と罪悪感にさいなまれる、ということです。
甘えていいところで甘えないために、甘えなくていいトコロで甘えずにはいられない人が増えている。

甘えと依存の関係性がすこし見えてきた。
幼少期の子育てで精神的自立が大きく影響する。

親の精神性や、哲学性の崩壊が、一番の問題なんだ。
それが、２世代、３世代と連鎖され、今の社会の様相がある。

改めて深く気づく。
人の心や性格って子育て環境からってこと。
もちろん、生まれもった宿業という面も切り離せないのだけれど。
人間らしさの基礎を形成するとっても大事な時期が今だ。

ヤングミセスはトップランナーっていうけど。
あまりにも使命が大きい！感動で身震いがする。
親としての自分。そして子。
そして、関わる友人とその子どもたち。
私たちの子育てが、私たちの成長が、未来を作っていく。