主婦は一家の太陽


一家にあっては、やはり夫人の信心が、ご主人の信心の姿勢が、子供の成長まで大きな影響力をもっていくのである。
私は立場上、これまで多くの夫婦をみてきた。その経験から一つの結論としていえることは、
ご主人が成長し、人間的にも立派な家庭は、夫人の信心が強い。また人生の生き方や、生活態度が
立派で、しっかりしている。
幹部であっても、退転した人の家庭をみると、当然、本人自身の宿命、信心の問題はあるが、夫人の信心が弱かったり、虚栄心や、見栄が強かったりする場合が、あまりにも多い。夫人の信心と生き方の姿勢が、いかに大きく影響しているかを痛感する。
ゆえに、たとえご主人がどんな役職にあるひとであっても、ご主人がどんな役職にある人であっても、ご主人の姿だけでは正しい判断ができない場合である。夫人を見なければわからないものだ。
その意味で、一家の太陽である夫人の存在は、じつに大きいことを知っていただきたい。
家庭にあって、信心のことで、いさかうようなことがあってはならない。
たとえご主人が未入信であったり、信心が分からない場合でも、妻である皆さま方が、しっかり勤行に励み、信心が強ければ、ご主人をも包んでいくことができるのが妙法の力用なのである。決してあせる必要もないし、悲観する必要もない。長い目でみていけば、ご主人も必ずや信心の方向へと向かっていくことを確信していただきたい。

(東京・北多摩圏ヤング・ミセス代表者会1986年4月11日)

結婚してから肝に命じている指導の一つです。
我が家は夫が未入会で、入会まで4年かかりました。
結婚入会はなんだか、本人が条件みたいに捉えてしまう場合もあると聞くので
敢えて意識して入会にはこだわらなかったいきさつがあります。

私自身、妻としてのあり方をまだ思索中。
けんかも多い。
こんなはずじじゃなかった、とか、合わないとか、よく思う時もあるけれど、
乗り越えていかなくては。

すべて女性の信心にかかっている!
成長しなくちゃ。
境涯をあげなくちゃ。

謙虚に、でも芯はたくましく!が自分永遠の課題だ。