(4日付・3面・対話の十字路)
 〜 モスクワ児童音楽劇場 サーツ総裁〜

あきらめない心にこそ、幸福を運んでくる 「青い鳥」だった。
「青い鳥」はみんなの心の中にもいる。
それを伝えたかった。

 

(7面・文化・トルストイにみる歴史観と民衆感)
  〜日本トルストイ協会会長 藤沼貴〜

人間の最も重要な問題はたいてい時間や空間を越えている。本物の芸術や思想が容易には古びないことは幾多の事実が証明している。

 


歴史は、人間が「国民」「人民」という名の下で、為政者 に利用されることによってつくられるのではない。一人一人が必死に生き、その力が、総和されたものが 歴史なのだ。
だから、民衆が歴史に参加するということは、選挙で投票する、集会で発言する、でも行進に加わることなどだけではなく、生まれる、食べる、育つ、学ぶ、愛する、生む、老いる、死ぬという一番素朴で必然的な生の営みを懸命に果たすことでもある。

 



「あきらめない」ってよく聞くし、良く言ったり、言われたりする励ましの言葉の一つです。
一歩深く考えてみると、あきらめないってすごい。
まさに戦い。


もう自分はだめだ、つかれた。
これだけやったんだからもう十分だ、これでいい。
これ以上は無理だ。。。そんな気持ち。

    
まず、戦う勇気がいる。
悔しさや限界を感じて何度も落ち込む。
理解はなかなかされない。周りは気づかない。忍耐もいる。
そこを乗り越えていく力がある。と。
   

あきらめない人が最後に勝つ。
あきらめない人が、目標や、夢をかなえられる。
それは自身の壁と死闘した結果なんだ。

毎日を懸命に生きていく。
そんな平凡な私達が歴史をつくっていく。
どうせ残すならいい歴史を!そのために価値ある日常を残していこう。
最高の信念を持つ私達は。