師弟

昭和54年の5月5日。 輝く大海原が見える神奈川文化会館で、私は「正義」と、一心に筆を走らせた。 そして、「われ、一人正義の旗持つなり」と記したのである。 「正」の文字は「一」を「止める」と書く。 「義」の文字は、「我」を「美しく」と解く。 「正義…

師弟の道こそ、正しい人生をまっとうするための要諦である。師弟の道を見失い、自己の原点をなくした場合には、大切にしてきた大目的をも忘れ、小さな自身のエゴと虚飾に陥ってしまうことが、あまりにも多い。(女性に贈る言葉365日 7月3日) 今日は7・…

(26日付・3面) 新・人間革命・虹の舞46 全力でぶつかってくる弟子の思いが、師匠に 通じぬわけがない。 本来、師と弟子の間を阻むものなどなにもない。 あるとすれば、それは弟子の心にこそあるのだ。 師弟に関する指導のなかで、これほど はっとした…