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祖母のこと。
多宝会
熱き涙で
讃えなむ
所願満足
諸天よ護れと
佐渡流罪の大難のなかで、日蓮大聖人をお護り申し上げたのは、年配の門下であった。庵室には、地頭らが立ちはだかって厳しく監視を続けた。食事をお届けするのも、まさに命がけであった。
「阿仏房にひつを・しおわせ夜中に度度・御わたりありし事いつの世にか・わすらむ、只非母の佐渡の国に生れかわりて有るか」(1313ページ)
(大百蓮華10月号 巻頭言)
昨日、亡き祖母の夢をみた。
そういえば、ばあちゃんは創価学会をばかにしていたっけ。
母がいなかった私を育ててくれたのは、ばあちゃん。
目が悪かった。
私の反抗期の対象は、ばあちゃん。
随分ひどい事を言ったよね。
細い、体。
曲がった腰を更に曲げて
幼い私をおぶって毎日、保育園の送り迎えをしてくれた。
田舎だったから保育園遠かったよね。
小学5年の時、母の日のプレゼントで似顔絵を書く授業があった。
少し心がチクっとしたけど、
迷いながら、
ばあちゃんの似顔絵を描いた。
21歳の時、ばあちゃんが亡くなって遺品の整理をしていたら、
大事にしている書類の木箱に私の描いた絵が一枚入っていた。
ばあちゃんの恩、絶対、忘れないよ。
幸せになるからね。
多宝会のおばあちゃんは、自分のおばあちゃんだよね。