手作りの


ヤングミセスのトップランナー大会では地域の友と毛糸で食器洗いスポンジを製作します。
その下準備で、婦人部の先輩を招いて編み物の講習を受けた。


編み物の経験は2度。
一度は、高校時代に付き合っていた彼にマフラーを。
二度目は結婚前、夫にマフラーを・・・・
夫へ作ったマフラーは見事に失敗(笑)
出来上がったのはマフラーではなく、象さんの長い鼻。
そして時折、穴があき、なんとも通気がよさそう(笑)
強烈な仕上がりだった。


今でも編み物は手みたい。
先輩の言葉を脳が拒否しているのか頭が真っ白になるの。
まるで異国にいるみたい。え?何語?


なんとか5cmほど(たったの!)編んだ頃、うれしくなってきた。
自分が作った、手作りはぼこぼこでもすごく愛しい。
かわいくてしょうがない。
そして、無に人にあげたくなる。


手作りのはなぜ?外に向かう。


世の中はお金があればたいていモノは、たやすく手に入れられる。
便利になった。

でも、便利になればなるほど、を忘れてしまったんだね。
作り手を像することすら必要なくなってしまって・・・


洋服だって、食べ物だって作らなくても溢れている。
でも、
100円ショップで買ったものを人にあげようとはわない。
出来合いのお惣菜を人にあげようとはわない。
毎日作る食事も、食べてくれる人がいるからこそ。
野菜炒めにしても、毎回全く同じ味にはならない。
手作りは世界で、ただひとつのもの。
だからこそ、愛しい。


組織もう。
先生の手作りなんだ。


既成品なんかじゃない。
乗っかってる場合じゃないよね。


とても、
そう、とても大事な事、気づけた。