(12日付・6面・あの日あの時〜池田先生と四国〜)


    

〜師のもとへ船は急いだ〜
「ここに四国の会員1000人が乗った船をつけたいと 思います。先生会っていただけないでしょうか」
「なに、ここに?」
会長勇退の直後。宗門を刺激してはいけない。学会本部は
ぴりぴりしていた。
師匠をストレートに求めることが許されなかった時代。
名誉会長は四国の友の真情を喜んでくれた。
胸にこみ上げるものを抑えながら頭を下げて退室する際
重ねて言ってくれた。


「待っているぞ!」


前回に続き、勇退後の歴史。
少しずつ明らかにされていくのかな。

師匠を求めることができない時期。
いまでは想像もつかない異常な状態だったのだ。

そんな中で、関西と四国は求め抜いたのか・・・

そして先生は地道に家庭訪問に徹したと。
一人一人を励ましに、歩いたと・・・

私はその頃は、2・3歳。。。創価学会とはなんの縁もなく
宿命に翻弄されていた。

もし、自分がその時代にいたら、どんな思いだっただろう。
そして、どう戦っていただろう・・・

会長勇退の歴史は重く自分にのしかかる。そして、
今の自分はどうかと、見つめざるおえなくなる。