(21日付・9面〜文化〜)
〜環境問題の現場を歩く〜
  

私達の生活を支えるために、どれほどの環境破壊が行われているか、そこに思いをいたしてほしい。
環境問題は、想像力が大切なのだ。


誰もが、信じている。
「もっと便利に、もっと無精できるに違いない」と。
そんな人間の欲求に振り回された「進歩の思想」
から、脱却できるかが問題なのだ。


マータイ博士が称える「もったいない」という言葉が
いつしか「面倒くさい」に変わってしまった。
ここから私たちの生活は狂ってしまったように思う。


一人一人はたいしたことはないとはないと思っていても
全体で足してみると、とんでもない問題になってしまう。
逆に、一人一人が少しずつでも減らしていけば、大きな効果をもたらす。


自分にもできる、小さなことから始めてみることが大切なのではないだろうか。

  


今日の新・人間革命でもありました。自然を守るには、依正不二を説いた生命の哲学が必要だと。
あまりにもモノがあふれる日本。
便利があたりまえになってしまい、ひとつのものがココにある
まで、なにを消費したのか、考える心の豊かさは崩壊しつつあります。地球資源であったり、人手だったり、運んでくる燃料だったり、排気されるガスだったり、ゴミだったり・・・


私達は自然環境の恩恵なしでは生きていけないというのに!
皆、生きる権利がある。
貧しい国の人たちから、奪っていることにつながるのかもしれない。

小さなことから、まずは一人から。世界が変わる。
まさしく、人間革命の冒頭。